安心して、おいしく食べられる米作りをめざして

農薬8割減への挑戦

埼玉県北部地域の土壌に適した品種「キヌヒカリ」を栽培しています。農薬を八割減らし、化学肥料も半減させて栽培しました。安心しておいしく食べていただけるように、思い切って削減しました。

【品種】「キヌヒカリ」は、埼玉県北部の気候・風土に適した品種で、埼玉県の奨励品種になっています。コシヒカリの血統を受け継いでいて、炊きあがりが絹のようにつややかな米肌なので、この名称になったようです。

【農薬・化学肥料】農薬は2回(消費安全局長通知では、通常は12回とされています。)だけですので、8割減少させました。また、化学肥料も半減させているので、収穫量は少なくなってしまいます。

【味・口当たり】米粒の輝きのよさと、さわやかな甘さを持つ食味の良さが特徴です。コシヒカリよりさっぱりとした口当たりで、お寿司屋さんで人気を集めています。冷めると甘みが増し、柔らかさも保つのでお弁当にも適しています。

八分つき米で食べてほしい米が収穫できました

八分つき米なので、米に栄養がしっかり残っています。右側の写真で、茶色に写っている部分には栄養がたくさんありそうです。農薬を八割すくなくしたので、安心して食べていただけると思います。