安心して、おいしく食べられる米作りをめざして
農薬不使用、肥料(化学肥料・植物由来肥料など)不使用への挑戦 「あきたこまち」の栽培

令和7年 いいじま農園では、自然栽培の米作りに挑戦しました。
■栽培品種について
あきたこまち‥ツヤツヤと輝く透明感があり、香りに優れ、安定した品質と収量が魅力。食味ランキング最上位を示す特Aランクに幾度となく選定されたおいしさがあり、冷めておいしく、弁当やおにぎりにおすすめのお米です。(JA全農より)
■種籾の消毒について
‥購入した「あきたこまち」の種籾を、農薬を使用しないで、お湯を使用した「温湯消毒」を行いました。
■種まきについて
‥慣行栽培よりも種の数を少なくして、土の中の養分を多く吸収できるようにしました。

■雑草を少なくするために‥
チェーン除草を行い、田植えのあとの雑草をできるだけ少なくするように試みました。

雑草との戦い‥やがて、雑草が元気よく生えてきました。一日おきに草取りをする日が続きました。

除草を繰り返しました。‥草と一緒に稲の花も咲き、やがて、穂をつけてくれました・


収穫量は半減でした。でも、小さめの米粒には、本当の米のおいしさと栄養が凝縮されていると思います。



農薬8割減への挑戦 「ひとめぼれ」の栽培

埼玉県北部地域の土壌に適した品種「ひとめぼれ」を栽培しています。農薬を八割減らし、化学肥料も半減させて栽培しました。安心しておいしく食べていただけるように、思い切って削減しました。
【品種】「ひとめぼれ」は、色・つやが美しく、おいしいお米であることから、「一目惚れ」するようにとつけられたようです。コシヒカリと初星から生まれた品種です。冷害には強いが倒れやすく、いもち病に弱いとされています。食感が柔らかく冷めてもおいしいお米です。(JA全農より抜粋)
【農薬・化学肥料】農薬は2回(消費安全局長通知では、通常は12回とされています。)だけですので、8割減少させました。また、化学肥料も半減させているので、収穫量は少なくなってしまいます。
【味・口当たり】米粒の輝きのよさと、さわやかな甘さを持つ食味の良さが特徴です。コシヒカリよりさっぱりとした口当たりで、お寿司屋さんで人気を集めています。冷めると甘みが増し、柔らかさも保つのでお弁当にも適しています。

八分つき米で食べてほしい米が収穫できました


八分つき米なので、米に栄養がしっかり残っています。右側の写真で、茶色に写っている部分には栄養がたくさんありそうです。農薬を八割すくなくしたので、安心して食べていただけると思います。
